古代 コイン の現状

記事

2016.9.27


こんにちは!
生はクワクしなければしくない、ワールドコインディーラーKazuです。

今月はイギリスイタリアスイスへ来ております。

9月、10月は毎年コイン業界が盛り上がる時期ですね。
イタリアはミラノから少し離れたこのような場所に行きました。

パヴィアへ。ご覧の通り非常に小さい駅でした。

高橋①

そしてタクシーでディーラーへ。

高橋②

中の写真はさすがに撮れませんでしたが、非常にこぢんまりとした事務所でした。

このディーラーへの訪問は初めてなのですが、このディーラーのオークションは手頃に落札できるコインがいくつか出ております。是非チェックしてください(^-^)

聞いたところによりますと、、

イタリアでは法律上、自社所有コインをオークションに出せないようで今回、コレクターの方が昔所有していたものをグレーディングに出し出品したため状態のよいものが出てきたとのことです。

イギリス、イタリアのオークションの結果は分かり次第ご報告させていただければと思っております。

イタリアの後はジュネーブに行ったのですが、スイスといえば・・・

そう お寿司ですね! おいっ!!

高橋③

ということで夕食はお寿司をホテルで食べました 笑

さて、前置きが長くなりました。本題へ。


日本の市場の概況からお話しさせていただきますが、
今は、イギリス金貨に人気が集中しているのではないでしょうか?

それはやはり日本人は大きく綺麗なコインに惹かれるためその最たるものがイギリスとなります。
その気持ち分かります!!!!!!

ただし、その人気の半面イギリスコインは日本がガラパゴス化しているとも言えます。

gurahu

世界のコイン市場は比較的有名なコインであればオークションで都度値上がりしていますが、日本はイギリス一極集中によりイギリスコインが日本へ大多数流れてきております。それは高く売れるからです。

つまり世界の適正価格との差が大きい。

なに~、ということは高いのか?(><)そうとも言えます。

ただしメリットもあります。

アンティークコイン市場の正確な統計はないですが、私個人の見解では日本は米国、EUに次ぐ市場規模であると感じております。
そのため日本の市場がガラパゴス化していてもその中で売買が成立するのであればそれはそれで市場が成り立ちます。
人気があるということは日本語で色々な情報がネットで出てきますし、情報が比較的入手しやすい!

そして、今まで懸念材料であった出口戦略が新興ディーラーの委託販売制度が換金化を容易にしたこともイギリスコインへの集中を加速させた一因です。

そこで、日本市場で成り立つコインばかり持っているのも怖い。という感覚も出てきます。

そして一つの候補として出てくるのが古代コインとなります。

でも、なぜ日本で古代コインがイギリスコインのように人気が広がらないのか?

それは 『古代はよく分からない』 からです。

発行枚数も鑑定枚数も分からないというのが一番の問題です。

イギリス5ポンド金貨であれば、

①発行枚数
②鑑定枚数

が鑑定確認できますが、古代は、発行枚数は分からない、そして鑑定枚数も分からないのです。

古代は当然手作業にて製造され、金型もいくつもあったため一つ一つのコインの状態が異なります。

同じMS 打刻5/5 表面状態5/5で鑑定枚数を開示することもできるでしょ?
という意見も出てきそうですが、そう簡単にはいきません。

これは推測ですが、NGCが古代コインをマネーゲームへ持ち込んだ時、強引にでも数字をつけなければいけない、ただし古代コインの状態は非常にバラつきがある

それを打刻と表面状態を追加することによりカバーできる!と考えたのです。

ただし例えば表面状態が5/5となっているコインはそのコインの状態を1~100に表示を変換すると81~100の中のいずれかの状態となります。

これを打刻と表面状態を5段階で表記しているため表記が同じでも実際のコインの状態はかなりのバラつきがあることがお分かりいただけると思います。

そしてここにファインスタイルという表記も加わります。

________________

ファインスタイルとは・・・

①彫刻がコインの中心部にある
②芸術性がある
________________

とNGCが判断したコインとなります。

は+と捉えることもできますし、アイアピール(=ビビッとくる魅力がある)があるとも言われております。
高橋④
参考・・・NGCの古代グレーディング表

でもよく分からないのになぜ古代コインに注目しているのか?

それは、古代コインは世界中にコレクターがいるからです。

ただし、上記に記載した通り古代コインはまだ日本では人気が薄いため将来海外で売却することになるかもしれません。

_____最後に少し、海外オークションへの出品について。

海外で売却する場合、コインフェアで直接ディーラーに販売する方法もありますが、仕事をしている方は現実的ではありません。そうしますと現実的な手段としては海外オークションに出品することになります。ただし、英語が出来なければ出品も出来ずハードルが高いですね。

そのためディーラーに手数料を払い依頼する方が多数ではないでしょうか。

日本のディーラーへの手数料(⒑%?)+海外オークション会社への手数料(⒑%?)で20%も手数料が取られしかもコインを送付してから入金まで半年程度かかります。
前回の葉山さんのブログにも書いていますね。

それにもう一つ不安があります。いくらで落札されるか分からない。

これにも問題があり、スタート価格は高く設定できるのですが、万が一落札とならなかった場合、オークション出品手数料(ヘリテージであれば17.5%)が取られしかも日本のディーラーにも手数料が取られ?という悲惨な結果になります。。。

ただし、そもそも論ですが、海外売却した場合の手数料の20%以上も高く他のコインを購入していたらその20%が高いか安いかという以前の問題ですが。。。

古代コインについてお話しする前に古代コインの現状について少しお話しさせていただきました。
私も古代コインについてはまだまだ勉強中のため次回以降古代コインの魅力について少しずつ発信できたらと思っています。

人生に期待するのではなく人生の期待にどう応えるか、
ワールドコインディーラーKazuでした!


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