コータの失敗談

年代

2016.4.29

こんにちは!

以前『ニセモノスラブの見分け方』などと偉そうに語らせて頂きましたが、もっと肝心なところで
ヘマをしてしまう事もあります、、、

『アンティークコイン投資』の中での一番のリスク、、

そう、「コインの破損、腐食」です。

コインそのものの価値がなくなってしまうので、絶対に避けたいリスクでもあります。

今回はそんな僕の失敗を赤裸々に語らせて頂きたいと思います。

・・・それはまだコイン収集に目覚めてまだ日も浅い頃でした。
手に入れたばかりのキラッキラの銀貨と銅貨を誇らしげに、職場である美容室に飾っていました。
美容室は仕事柄、お水をよく使います。

金属は湿気で錆びやすくなる、当たり前の事ですが、気付くのが遅すぎました、、

わずか3日で銅貨は黒ずみ、銀貨は2mmくらいの青錆の斑点がポツポツと、、
はじめてスラブの素晴らしさに気づいた瞬間です。

そんな安心安全なスラブケース、お気に入りのコインが手に入ったら是非とも入れたいですよね?
最近、僕もかなりお気に入りのコインが手に入り、スラブ入り(鑑定)に出してみました。

そのコインは古代ペルシアのドラクマ銀貨といいまして、直径は34mmで重量は4g、厚みが2mmと極薄が特徴的なコイン。
年代と極薄という脆さからみても完全なものは非常に価値が高く、手に入れたその日に鑑定依頼のためコインを送ってみました。
依頼をすると、コイン到着の際の受領書が数日で届きます。

 

MSだったらどうしよう・・・
最高鑑定だったらどうしよう・・・

 

とても心待ちにしていました。
5日後、手紙が届きました。

「お送りして頂いたコインは真っ二つ割れていましたが、送り返しますか?こちらで処分しますか?」
・・・・目の前が真っ暗になりました。

コイン用のアクリルケースに入れて送ったはずなのに、、、

理由を調べたところ、ケースとコインとの間に少しでも隙間があると、その中での小さな震動でも薄いコインは割れてしまうようです、、

【衝動に強いアクリルケースはもちろん、中で少しでも動かないよう緩衝材ははしつこいくらいに入れましょう】

とても、勉強になりました。

皆様は僕のような失敗がないよう、保管の際と鑑定依頼で郵送する際は十二分に注意をし、大切なコインを守って下さいね。。

それでは今回はこの辺で失礼します。

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