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私はイングランド王国と結婚したの

こんにちは!古銭コレクターのコータです。

イギリスコインの歴史を語る事において欠かす事のできない『エリザベス一世』という女性。

タイトルでもあり名言
「私はイングランド王国と結婚したの」
という言葉からもわかるように、生涯独身を貫き、後世に
『ヴァージンクイーン』
と称された気高き名君エリザベス女王について、今回語っていきたいと思います。

エリザベス一世(1533~1603)

 

 

 

 

 

 

6度も結婚をした「離婚王」ヘンリー8世と愛人アン・ブーリンの間に産まれる。

エリザベス2歳8 ヶ月の時目の前で母アンは処刑されてしまう。
男子が産めなかったからか、、
他の愛人がいたからか、、、
処刑から11日後にヘンリーはジェーン・シーモアと結婚。
結婚から12日後、ジェーンは弟、エドワード6世を産むと同時に難産のため死去。
これだけでも壮絶な幼少期、、、。

エリザベスが25歳の時、当時の女王が突然死のため女王の座に即位する事になる。

突然大英帝国を統べる事になったエリザベス。

当時イギリスでは宗教対立が激しく、エリザベスの即位をも認めない者が多数。
宮中でも暗殺が起こってしまうなど、信じられる者よりも疑わしい者のほうが多い王族や臣下逹に囲まれ疑心暗鬼に。

さらに財政難のイギリスを立ち直すためにスペイン、フランスなどの皇太子逹と政略結婚を押し付けられたりと、、、。

鋼のような精神じゃないと、とても勤まりませんね。

しかしその聡明さ、豪胆さで、有能な参謀、将軍に恵まれ、度重なる問題や、近隣諸国との戦争に打ち克ち、
世界最強の女帝として歴史に名を残したエリザベス1世。

結婚しなかったのは、幼少期のトラウマという説もありますが、大きすぎる犠牲を払ってまでも『平和』を望んでいたのだろうと思います。

女性として、人間としての普遍的な生き方や幸福を捨て、の国家との結婚。
有名な白塗りメイクの裏側には、感情を押し殺したエリザベスの覚悟を感じます。

そうそう、エリザベス一世といえば、
旧ソブリン金貨が有名ですね!(1533~1603)


【直径】43.1mm 【重量】15.4g 【金品位】99.4

現在のソブリン金貨(22mm 7.9g 金品位91.6)と比べてかなり大型なのが特長で、なんといっても
金品位99.4と高品位なのがすごいところ!!
父、ヘンリー8世の頃はでも金品位91.6、なおかつ金高騰の時代にさらに品位を上げたのも、
貴族や商人と威厳を保つため=反乱を防ぐためと言われています。
さすがエリザベス一世とその名参謀。
人物を知る事でコイン愛、深まりますね!

ちなみにエリザベス一世旧ソブリン金貨は市場ではあまり見ないですが、ヴィクトリアよりも人気が落ち着いてるので今が買い時かもしれないです!

裸、XFで100~120万くらいなら考えてみてもいいかもです!笑

それではこれで!