Bonjour tout le monde!
ダビですううぅぅぅうう
皆さんどうもこんにちは!
我が輩の記事を読んでいただいてる皆さんにとってダビの記事は有益ですか?
答えは、、
「もちろんんんんだよおお~~~」
でなければ、こっちが逆に読むんじゃない 😡 って思います。
責任が大きいですから、面白く書かないといけませんねぇ!
・・・肺炎と戦ってる真っ最中ですが、記事の締め切りなので、頑張ります。
本題です!
今回は大昔から(あくまで今世ですが)
エセーと並ぶ最強の(投資的)コレクションだと自分が思っていたのは、実はメダルでございます。
日本国内で、ごく一部を除いて、
「メダルの購入は馬鹿げている、価値は金(キン) × グラム数なだけですと言った人はバカモノに過ぎない」
もう一回言いますよ、バカモノです。
僕の生まれ故郷であるヨーロッパでAnticメダルが、どれほど高額で!垂涎の的であることかぁぁ!
グラフィック的にも・・・芸術性も博物館級で、
もう最高です!!!!!!
言い換えれば、今までコレクション用で、歴史的な金メダルを買って来た方々は、
まさしくオリンピックで金メダルをもらった気分でございましょう!
今回ご紹介していくのは、3個のコインになります。
金・銀・銅ではなく、
全部、
最も希少価値高く高価な金メダルの三位一体。
Number 3
ルイ13世からでいきます!
金メダル、金エキュ12個分
発行年1610年
作者はBriot氏
1610年10月17日、歴代の王の戴冠式が行われるReims大聖堂でルイ13世の戴冠式を記念する金メダルです。
重さはたった40gr
2年前のオークションで23万スイスフラン、落札手数料含めて3000万円弱。
金グラム数はお幾らって????えっっとだいたい150倍。
私見だが、それだけ高いのは、あ~た~り~ま~え!
他に知られているのはロンドンのVictoria And Abert Museum (1910年Salting家によって寄贈されました)
さああああNumber 2 !
8月に国内で出品されるナポレオン1世訪問メダル、金では36、33gr (銀は20、74gr)。
6行にわたる文中に、ナポレオン自身が改正したCalendrier Revolutionaire(革命後のカレンダー総称改正)で書かれてるのがフランス人にとっては、ちょうおもしろいんです。
その面白みが日本人にまったく伝わらないと思うが、例えて言うと2月じゃなく「如月」(キサラギ)を書くような感じです。
あと日本で僕にしかわからないことだと思いますが(フランス語の先生だし)、フランス語でAccent Circonflexeと言って文中の文字につけるアクセントをつけることが、1793年の辞令により(第二共和国まで)排除され5行目のVentoseの上に、そのAccent Circonflexeが入ってないです。
今や1000数百万円を超える。
逸話を披露しましょうか?
・・・4年前にMs状態なみで3万ユーロで買いませんかってコレクター友達からオファーあったが、そのときが素寒貧で買えず、アメリカ人の手に渡ったんです。
思い出すだけでもダビ君が号泣しそう。。。。。
だが、ぶっちゃけ言うとこのメダルすきじゃない。
”好きじゃないモノは買わぬ
好きじゃない女は触らぬ(多分 😳 )” byダビ
さてとおおおお
ご紹介のNumber 1
涙が出そうなのは、僕自身が誰よりも大好きなナポレオン三世のことだから更に嬉しい。
ナポレオン三世で、最高に華麗で、最高に重い(343、12gr)と言ったらみなさんどう思うかい?
そうそう、それそれ!
1861年6月27日、Fontainebleau城で、1856年から貿易と友情条約を結んでいるシャム国(タイの旧名)の大使団の来仏を記念して作られた超弩級金メダル。
よくよく見ると、若きナポレオン4世が親の側に写ってますよ~(心霊写真?)
陛下がその日、プレゼントの入った48個もの小包を貰ったので、嘸かしお喜びだったのでは?
僕も長年間、ナポレオン三世のメダルを研究してきたが、この刻印師Alphee Dubois氏の傑作と言えます。
なんとこのコイン、2008年のオークションで1500万円未満で売れていました。
タイムマシンで俺がこの値段で買いに行きたい!
では良い夏休みを!
ダビ先生は里帰りしますうう
酒池肉林はナシだが、鯨飲馬食は、あぁ確実!
David Smith