皆さんこんにちは、コイン投資家の葉山満です。
つい先日、注目していたヘリテイジオークションが終わりました。
今回は価格の上昇が見られたオークションになったかと思います。
気になったものをいくつかご紹介していきたいと思います!
最近相場上昇中のチェコスロバキアの10ダカット
Lot 32210. Republic gold 10 Dukatu 1938 UNC Details (Cleaning) PCGS, Kremnitz mint, KM14, Fr-5.
スターティングプライスプライス: 12’500 USD
落札価格:$82,250.00(落札手数料込み)
なんと、約6.6倍の上昇!!
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最近は大型ダカットの価格上昇率がとにかくすごい。
何よりこのコインスラブに入ってるのでコインの状態がわかります。
一度洗浄されているディティールなのにこの価格の推移・・・。
世界にはお金をお持ちのコレクターが沢山いる証拠になりますね。
さて、次に僕も大好きなコインの登場です!!
Lot 32262. Bavaria. Maximilian I gold 5 Ducats 1640 MS64 NGC, KM268, Fr-196. An impressive multiple-ducat
スターティングプライス: 5’000 USD
落札価格:$64,625.00(落札手数料込み)
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このタイプの最高グレードから2つ目のグレードのものになります。
とにかく、マキシミリアンの人気は世界でも伸びつづけている証拠になりましたね。
いやー、僕マキシミリアン大好きなので価格が高騰しすぎると嬉しいんだか悲しいんだか 😐 笑
まぁ、でも素直に嬉しいですね!
さて、お次は安定の人気を誇るあの美女のコインです。
Lot 32142. Franz Joseph I gold Proof 100 Corona 1908 PR64 Cameo NGC, Kremnitz mint, KM2812, Fr-514.
スターティングプライス: 7’500 USD
落札価格:$70,500.00(落札手数料込み)
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最高鑑定ということもあり、さすがの上昇率ですね!
このレベルのグレードの雲上の女神は一度お目にかかりたいものです。
いやー、とにかく価格の推移が伸びてきていることが確認できますね。
世の中が不況になるとコインの需要は高まります。
___これから世界中で景気がよくなっていくのか?それとも不況になっていくのか?
この捉え方一つで全てが変わってくるかと思います。
さて、最後に一つこの1年で人気が高まったコインを一つ紹介したいと思います。
お金の流通の起源にもなったと言われているリディア王国のリディア金貨です。
LYDIAN KINGDOM. Alyattes (ca. 610-561 BC). EL third-stater or trite (12mm, 4.74 gm).
2015年の5月のオークションでは
落札価格が$8,225.00にもかかわらず、
2016年の8月のオークションで
落札価格が$15,275.00になっています。
ただでさえ少ないリディアコイン。
世界中でお金の流通の起源にもなっているこのリディアコインを血眼になって探しているコレクターや投資家が急激にふえていっている気がします。
アンティークコインは現在発行できるものではありません。
手にしたコインの歴史から見て未来に進むのか過去に進むのかしか存在しません。
そのお金の起源にもなっているリディアコインを手にしてみても面白いと思います。
まぁ、中々出回っていませんが。。。
※来年リディアコインの面白い日本初の企画を考えています!
また情報発信できる段階になったら発信していきたいと思います。
みなさんにコインで幸あれ!
それでは。