こんにちは、神田です。
もうすっかり冬ですね~
アンティークコインTVでコラムを始めて一年ほど。
ライターさんも増えて活気が出てきました。
年内もあと一ヶ月ほどになりますが、
書きたいコラムはまだまだ沢山あります。
っと、いう訳で今回は皆さん待望(だと嬉しいです)のローマ皇帝シリーズです。
前回の記事まだ見てない方はぜひご覧ください
■無名で有能 クラウディウス帝
名前を聞いてもピンとこないこの方。
皇帝に即位した際も皇族出身でありながら「この人誰やねん」級の無名な人物
そんな彼でしたが、皇帝としてはかなり有能な人物でした。
前回のパリピ皇帝カリグラの後始末をしたのは彼。
散財された国家の財政も立て直すだけでなく数年でかなり潤し、
そして、国の拡大をとかなりバリバリな有能ぶりを発揮。しかし、家庭運がかなり悲惨。
母には怪物と呼ばれ、
三人目の奥さんは自分の名前を使って人を処刑しまくり、
四人目の奥さんは権力目当ての結婚で毒キノコ料理を出され、、、、
あっさり殺されてしまいました。
権力とお金を持っているセレブな男性陣のみなさん、
女性には気を付けましょう。。。
■暴君 ネロ帝
まあ、名のしれた暴君ですね。。
簡単に言うとキレっぽい性格で、
弟、妻、母親も殺しちゃった人です。。
(書くと長くなる・・)
散々の避難を浴びて逃亡し、最後は自殺しました。
彼の最後は非常にロマチックな感じで、書籍には書いてあります。
「こんなにすばらしい芸術家を失うとは・・」的な事や、
死ぬ間際に目を覚まし、キザな言葉を言い放ったとか・・・
(それは書籍を書いた人の創設らしいですが)
そんな彼は、芸術に大変興味があり、夢は歌手でした。
趣味は自身のコンサートを開催。
会場が小さいと大きな会場を設立。
またオリンピックをまねたネロ祭りを5年に一度開催。優勝。
(もちろん出来レース)
詩人としても活動し、絵画にも興味があったという。
要するに、あっちもこっちもな人ですね。
日本では暴君というだけで有名ですが、
ヨーロッパでは今もかなりの嫌われ者です。
今回は以上です。
(コインの画像なくてすみません)
次回は四皇帝を一気に参りたいと思います。
(なんてったって、1年たたないうちに三人も亡くなった)
即位3か月の皇帝も・・
研修で終わっちゃいましたね。
古代皇帝はストーリーがとっても面白いです。
投資といった意味で価格の非常に高いコインはあまりないですが、
マニアや歴史好きにはたまらないのが魅力ですよね。
僕はやっぱり古代が好きです。
いつかローマに行ってみたい。。
また書きます。