こんにちは!
今月もオークションがありましたね、
ワクワクしていました、ワールドコインディーラーKazuです。
インドの高額紙幣廃止が実物資産のコインに影響が出ているのでしょうか?
オークションでいくつかのコイン価格が想定を大幅に上回る価格が出ております。
今月イギリスに行くのですが、先月イギリスに行った際、ホテルの窓から撮りました。
イギリスのこのような景色を見ると非常に落ち着きます。
さて、今回はよく巷で議論されていることです。
鑑定会社はどちらを選ぶ?
PCGSそれともNGC?
結論から申し上げると特徴があるだけで違いはないといえます。
実際にあった事例です。
① NGCでDetails鑑定→PCGSでMS(数字)鑑定
② PCGSのPR68DCAM→スラブを割ってNGCで再鑑定、PF69UCAM鑑定→そして PCGSにクロスグレーディングしたところ PR69DCAM鑑定
こちらは一例にすぎませんが、
鑑定の人によりバラつきがあります。
ただこのように聞くことがあります。
『NGCからPCGSへ再鑑定を行ったところ同じ鑑定がつかなかった。』と
そうですね、そのようなことは十分起こり得ます。
これはNGCがPCGSより後に設立されたため当初は鑑定を緩く行ったためです。
そのコインが比較的出回っており、そのコインの場合、このようなことが起きます。
また、イギリスコインについてはPCGSがいいという声も聞きますが、これは間違いです。
ただこんな声が聞こえてきそうです。
『それならなんで再鑑定してPCGSで同じグレードがつかないの?』
NGCの修復サービスをすると鑑定番号が変わるため一見新しく鑑定された番号のように見えますが
実は昔に鑑定されたコインを修復しているケースがあります。
『じゃぁPCGSのほうが安全じゃん!』
と言いたいところですが、
コインを見て明らかにPCGSのほうが悪いということも多々あります。
現在の鑑定会社の特徴です。
PCGS:鑑定のバラつきが大きいため、厳しいといえる時もある
NGC :鑑定のバラつきが少ないが、緩いこともある
ということは鑑定の1グレードくらいの差は。。。
正直、運です!
でも『それで購入してるんだけど。。。』との声も聞こえてきます。
コインを投資として考えた場合、大きな判断基準は繰り返しになりますが、
① 希少性 ②人気 ③状態 ですね。
鑑定の数字はこの③の判断基準の一つです。
人は黄金の奴隷になってはいけない by 出光佐三
ワールドコインディーラー Kazu