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アンティークコイン ってそもそも何?歴史、素材、収集家人口etc…

アンティークコインTV編集長の神田茂樹です。

今回は、アンティークコインってそもそもなんなんだろう?
という疑問をお持ちの方(僕も以前はそうでした)
すこしでもお伝え出来ればと思います。

1.アンティークコインってそもそも何?

アンティークコインとは、昔の通貨の事です。古銭とも呼ばれます。

2.いつごろできたもの?
西欧での円形コインの起こりは紀元前7 世紀。
エーゲ海沿岸イオニア地方(現在のトルコ西部)のリディアで作られたエレクトラム貨です。
リディアコインと呼ばれます。

エレクトラムという素材は、河川より採取された金と銀の自然合金のことです。
一方、中国では春秋時代の紀元前5世紀頃より、布貨と呼ばれる農具の鋤の頭で形を模した青銅貨と、
刀貨と呼ばれる小刀(なたに近い)の形をした青銅貨が作られていました。

3.アンティークコインの素材は?
素材はわかりやすく、
金、銀、銅、白銀をはじめ、パラジウム、黄銅(真鍮)、アルミニウム、ステンレス
などがあります。それぞれの素材の特性についてはまた別途お伝えします。

4.みんな持ってるの?
一概にこうという数字はありませんが、総額1000万円以上のコインを
所有している日本人は1万人いるかどうかというところのようです。
世界の収集家は300万人と推定されています。

収集家人口1位は米国でおよそ150万人のアンティークコイン収集家がいます。
2位はスペインの50万人、
英国/ドイツ/フランス/イタリア/ベルギーあたりが10~20万人規模の収集家とのことです。

※アンティークコイン収集家は、むやみやたらにコインを見せびらかすことが
セキュリティ上リスクでもあるため、実態はわかりません。

いかがでしたか。
アンティークコインには歴史が詰まっています。そのロマンに惹かれて収集する人が多いのでしょう。

今日もポップコーンを片手に、大好きな古代コインとイギリスコインを部屋で眺めます。