こんにちは!
古銭コレクターのコータです。
今回はニセモノスラブの見分け方についてお話していきたいと思います。
コインを購入する際に、
その美しさに一目惚れをし、衝動買い!!
を、したものが実は価値がなかった…
こんな経験、絶対にしたくないですよね。
長寿番組『なんでも鑑定団』が流行るように、
日本人は購入した後、鑑定する方が多いようです。
これからの更なるアンティークコインブームに向け、
詐欺集団が水面下で動いてる噂をよく耳にします。
そんな詐欺に引っ掛からないよう今回は、
『ニセモノスラブの見分け方』
を細かくお話しさせて頂きます。
まず、行って頂きたいのが、
『スラブナンバー(ID)を照会する』
NGC、PCGSの公式webサイトからスラブナンバーを照会して頂きますと、
鮮明なコインの画像が確認できます。
これは基本中の基本ですが、
これで満足してしまうのが実は一番の「落とし穴」なのです。
コインの販売者の中にはニセモノスラブの複製防止のため、
あえてスラブナンバーを隠している方もいます。
そうしなければならないほど、偽者スラブにコピーしたスラブナンバーが表示されており、
とても巧妙化してるのが現実です。
それを防ぐため、ここで確認して頂きたい事が「4つ」あります。
①スラブ表記のフォント
実際のスラブと比べれば一目瞭然、一番見分けやすいのがフォントの違いでしょう。
ネット販売等でピンぼけや見辛く撮影してあるものはやめておきましょう。
あえてこのように撮影している可能性もあり、非常に怪しい商品の可能性大です。
②スラブ表記の文字の「色」「間隔」「バランス」
こちらも、実際のスラブと比べればわかりやすいのですが、
文字の濃さ、
色が違っていたりします。
バランス感はスラブ表記が長いと比べづらいので、
そんな時は文字間隔をじっくり観察しましょう。
偽物は本物と比べて、
狭かったり広かったりします。
③コイン自体の傾きの角度
スラブケースにコインが収納されると、
中のコインそのものが動く事はまずありません。
鑑定会社がスラブに入れる際に曲がってしまう事がありますが、
入れてすぐ写真撮影をするのでネットの写真と比べればまず間違いないです。
予断ですが、
上下逆に入れてしまったニセモノスラブも見た事があります。笑
④スラブのプラスチックの「色」「形」「四隅」
透明のプラスチック(樹脂ケース)ですが、
変な濁りがあったり、
全体が白くくすんでいたり、
四隅の作りが違うなど、
注意深く見て頂きたいです。
実例)
ニセモノスラブ↓↓
スラブのフォントが違いますし、
なによりコイン自体のオモチャっぽさ…笑
以上4点、
実際に手に取ってじっくりチェックできれば完璧ですか、
どうしても場所や時間の問題でネットショップで買うことが多いことでしょう。
ニセモノスラブを掴ませられないために、
もちろん目利きも必要です。
しかし、僕が一番大事にしてるのが
『信用できる販売者を見つける』
事だと考えています。
僕自信、裸のコインを買うことが多く、
偽物かどうか?
状態はどうかなど投資的にもリスクが高い中、
信用できる販売者から購入することでリスクを最小限に抑えています。
これはスラブ入りコインにもいえる事です。
鑑定会社も定期的にデザインやホログラムを変更するなど対応を施していますが、
さらなる偽物の巧妙化により、
いずれスラブを割り、成分鑑定しなければ本物がどうかわからないような事にも最悪なり得ません。
そんな時にこそ、
『信用できる販売者から買う』
というのはものすごい強みだと感じています。
偽物を掴むことこそ、アンティークコイン投資の一番のリスクですもんね。
皆様も信用できるコインパートナーを見つけて頂き、
堅実かつ、確実な投資をしていってくださいね!
ぜひご参考ください。
それでは今回はこの辺で失礼します。