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金貨 とその材質「金」の4つの魅力

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2016.1.25


みなさんこんにちは。
アンティークコレクター、Mr.Mizushinaです。

今回はアンティークコインの中でも金貨と
その材質である金についてお話したいと思います。

私が金貨を魅力に感じているのは以下の4つの理由からです。
その理由とは
「大きな存在感」、「長い歴史」、「他に類を見ない希少性」、「安定した資産性(価値)」
です。早速それぞれお伝えします。

「大きな存在感」
金貨の魅力は何と言ってもその存在感です。
優雅で気品のある色と輝き、そして重量。

ズッシリとしたその重みは
持っているだけで何とも言えない安心感に包まれます。
実際に金貨を持ってみるとこの感覚がご理解いただけるかと思います。

また金は品質が劣化しないのもその存在感を際立たせる要因の一つでしょう。

2600年以上前に作られたエレクトロン貨(※後述)を
見てもわかるように、金は銀や銅などとは違い
水中であろうが土の中であろうがどのような状態で
何千年と放置されていても酸化して腐食すること無く変化しません。

端的に言えばずっとその美しさを保ち続けるわけです。
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「長い歴史」
人類がはじめて金を手にしたのは今からおよそ6,000年前だと言われています。
装飾品として人類に利用された最古の金属であり、
今日に至るまで貴金属として愛されてきました。

最古の金属貨幣はと言うと紀元前7~6世紀(紀元前670年頃)に
リディアでアリュアッテス2世王により造られた「エレクトロン貨」と言われるものです。

このエレクトロン貨はバクトーロス川の河床から得られた自然金(砂金)を
用いて鋳造されていました。

自然金とは数%から数十%の銀を含む自然合金の事です。
金と銀は化学的性質および原子半径が類似し、互いに親和力が強く、
完全固溶体を形成し自然界では共存することが多いのが特徴です。

そのエレクトロン貨のデザインはというと、
片面に動物(アリュアッテス2世の象徴であるライオンの紋章等)や重量(単位はスタテル)の
極印(品質の保証、偽造の防止等のために打つ印)をしたものでした。

初めてこの世界最古のコインの実物を手にした時のことは
未だに鮮明に覚えています 。

2600年以上前に作られたとは到底信じられない素晴らしいデザイン。

これぞまさにコイン!

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「他に類を見ない希少性」
次に魅力として挙げられるのはその希少性です。
有史以来、世界中で精錬された「金」の地上在庫は、
オリンピックプール3.5杯。
つまりおよそ約17.6万トンしかありません。

現在の推定可採埋蔵量は約7万トンで、
年間生産量を3,000トンとすれば約23年で掘りつくされてしまう計算になります。
新たな鉱山の開発も行われていますが膨大なコストや時間がかかるため、
紙幣のように簡単に増やすことはできません。

世の中で資源の量が(暫定ではあるが)決まってしまっていて、
しかもその総量が大変少ない。

自分がその金で作られた金貨を保有していると思うと、
それだけで嬉しくなります。

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「安定した資産性(価値)」
そして最大の魅力は”金の価値は普遍”だと言う点です。

株や債券等のいわゆる「ペーパー資産」は発行する企業や
国家の信用によって成り立っていますので
発行元の信用リスクが常につきまとい、
時には無価値になってしまうこともあります。

しかし金は発行元がないことから
「誰の負債でもない」ため信用リスクがなく、
世界中でその価値が認められていますので
人類の歴史上、一度たりとも無価値になったことはありません。

モノの代表で実物資産でもある金は
インフレヘッジのため逃避先として
買われることから「インフレに強い」といわれています。

一方、デフレ時には通貨の価値が上がり 、
モノの価値が下がるので金も下落するといわれてきました。

しかしデフレが進行して景気悪化が顕著になると、
企業や国家の信用不安が高まることから
株や債券、通貨などのペーパーマネーの価値が下落するため、
破たんリスクのない金が買われる傾向にあります。

他にも戦争やテロなどの軍事的な有事(地政学的リスクの高まり)が起こると、
政治・経済が混乱して企業活動や金融システムが阻害されて
世界経済の先行きに不透明感が高まることから、株や債券・通貨などが
下落する一方、世界中で通用する金に資産を代える動きが強まります。

最近ではリーマンショックやギリシャショックのような
経済的な有事(金融危機)の際も、通貨や国債への不安から
信用リスクのない無国籍通貨「金」を保有する動きが強まりました。

例えば同じ実物資産でも不動産は手続きが煩雑で、
かつ明確なマーケットがないために不当と思われる価格になったり、
場合によっては売れない場合もあります 。

その点、金は世界中のマーケットで取引され、
日々公正な価格が決定されています。
世界のどこでも換金できます。

金が、長期にわたって資産の価値を保全できるメリットがあると
言われるのはそのためなのです。金は普遍の価値ある金属なのです。

これは、前述した通り金が他の金属と比較して
年代を経ても基本的な性質を損なわず、
価値を保存し続ける性質に優れていたことが大きな理由です。

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私は「金は人類共通の資産である」と考えています。

その金を使って作られているものが金貨です。

個人的な見解ではありますが、
資産として持つには金貨以外には無いと言い切れます。

金貨とその材質である金の魅力、伝わりましたでしょうか。

では、また。


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